教員レポート〜興味をもった時が教えどき

白百合では制作を沢山行います。

手は外に出た脳と言われている通り、制作をする度にみるみる考え方や発想が豊かに、柔軟になっていきます。 思い出帳という一年間の制作物をまとめた物を一冊の本にして年少、中、長の各年度末にお渡ししています。これを見たり、作品展を見ていただくと子どもの一年毎の成長に皆さんとても驚かれます。そしてよく聞かれるのが「本当にうちの子がやっているんでしょうか？絵を描くのもじっとしているのも嫌いなのに…」という声です。

興味を持った時が教えどきという言葉があります。興味がないときに無理矢理やっても子どもは楽しくないですし、何の達成感もありません。勿論身になるものもありません。それなら興味をもつにはどうしたら良いかな？と考えます。「楽しそうだな、ちょっとだけやってみてもいいかな…ちょっとやったら上手に出来て誉められた！もっとやってみたい！もっともっと！先生今日はこれがしたい！」出来る喜びを知った子ども逹の興味、関心はとどまることを知りません。

こんな気持ちを引き出すために、教員は一人一人にあった言葉かけ、環境作り、楽しい導入方法を日々研究しています。ですから白百合の子はみんな制作が大好き、物作り名人なのです。